SSブログ

2010年のクルマたち [クルマ]

減税だ補助金だ。ハイブリッドだ。TNPだ(結構好きです。あのCM)。
と完全にエコ方面でしかクルマが売れなくなってしまった昨今ですが。

そんな世知辛い2010年のクルマ業界でしたが、ボクの琴線に触れたクルマたちも結構いたので、
勝手にアワードしたいと思います。10位からやると長くなるので5位から。
(最近スッカリ試乗に行かなくなったので、走らせてナンボというクルマの肝は完全に割愛されてます 笑)


第5位 VW sharan
sharan.jpg
日本での発売は来年2011年なので、正確には今年のクルマではありません。
ミニバンがバカ売れしている日本で、このシャランがどうなるのか非常に興味があります。
というのも、4800mm×1900mmオーバーのLサイズミニバンに1.4Lのエンジンなんです。
(TSIというツインチャージャーなので、走りはそこそこだとは思いますが)
Lクラスのミニバンといえば、トヨタアルファード/ヴェルファイヤ、日産エルグランド等々。
国産車勢は今や高級車と言えるような走る応接間な装備のクルマたちばかりです。
エンジンも上級グレードはV6 3.5Lは当たり前。
そんな中、とりたて豪華な内装でもなく、しかも直4 1.4Lのエンジン。
VWのことですから、クルマとしてはぬかりはないでしょうが(軽いしエンジンが小さいので燃費は良い)、
日本でこの価値がどこまで受け入れられるのか。
VWはとても好きなブランドですし、道具としては相当良さそうなので応援したいところです。


第4位 トヨタFJクルーザー
fj.jpg
元々は北米で売られていたモデルを今年日本導入。
トヨタのクルマは嫌いじゃないけど、好きなクルマもないというボクですが、
このクルマは単純にスタイリングが好きです。オモチャっぽい雰囲気もいい。
あっちで売られてた時から入ってきたら面白いのになと思っていました。
ベースはランドクルーザープラドがベースなので、クルマとしてはちゃんとしてそう。
インテリアも余計な装備もなくシンプルで潔い。価格も〇。
ただ、4000ccという大排気量なので毎年の税金が・・・
あと、車幅が1900mmオーバーの割りに4600mmチョットと短いので荷物が積めなさそうですね。


第3位 Peugeot RCZ
308rcz.jpg
まずエクステリアデザインに痺れました。パッと見だけでも相当カッコいいんですが、
Aピラーからルーフに流れるステンレス風のライン、
ダブルバブルルーフという名のルーフからリヤウインドウにかけての二つ膨らみ。
コンセプトカーさながらのデザインを、まんま量産車にしちゃうところがスゴイ。
1.6LのエンジンはBMWとの共同開発でこれもかなり気持ち良さそうだし。
こんなスタイリングのクルマですが、実は大人2人+大型犬1ワンだったら問題ないんじゃないかと妄想しちょります。
もちろんキャンプなんかムリムリですが、そん時はそん時でレンタカーでも借りりゃいいし。


第2位 Audi A4 allroad quattro
all_road_quattro.jpg
実はこのクルマは相当欲しいです。ラインナップになくてなぜか特別仕様車。
なんだかんだ言っても自分ライフスタイルにはステーションワゴンが合ってるんだと思います。
(過去4台もステーションワゴンを乗ってきてるのがその証拠)
このA4 allroad quattroはその名の通りA4 avantがベースです。
サイズも排気量もちょうどいいし(ラゲッジがチョット小さそうですが)、若干高められた最低地上高もそそられます。
樹脂製のバンパーやアンダーガードも好み。
同じようなクルマにVOLVO XC70やスバルのアウトバックがありますが、
見た目はこのA4 allroad quattroが最強です。
ただお値段がね・・・
素のA4 avantに比べて50万円高は高すぎだろっ!


そして第1位 FIAT 500 ARANCIA
arancia.jpg
ステーションワゴンが合ってると言っておいてなんなんですが。
500のARANCIAが堂々の第一位であります。コチラも特別仕様車です。
だって、理屈抜きにステキなんですもん。いや完全にやられた。オレンジ好きにはたまりません。
結局クルマなんて見た目が占める部分が大きいってことですね(笑)


ところで、VOLVOの会報誌「LIV」というのが何ヶ月か一度送られてきます。
最近のLIVの奥付を見ると「Isse 2//2010」とあるので、今年は2回目のようです(もっと送られて来てる気がするが)
P1040985.jpg
数年前までVOLVOに乗っていたこともあって、それ以来送られてくるようになったのですが、
紙面構成も写真も素敵で結構楽しみにしてたりします。
記事の内容は北欧の文化や芸術、クルマの開発に関することが中心です。
この手(自動車メーカー)の会報誌はそうしても即物的というかモノよりになることが多いんですが、
VOLVOは必ずそこに人が介在しています。人を通してモノを語るんですね。
毎度この会報誌を読むたびに、VOLVOはブランディングはウマイなぁと感心させられます。
そして、ちょっと興味深いのが、この会報誌にはあまりファミリーが登場しないんです。
VOLVOは企業のアドコミュニケーションにファミリーを前面に出す数少ない自動車メーカーですが、
この会報誌にはそのファミリーがあまり登場しないですね。
戦略上なにか理由があるようで、実に興味深いのです。



nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。